岡田あーみんは私の中で永遠のナンバー1ギャグ作家です。
『早すぎた天才』『少女マンガ界に咲くドクダミの花』とも評され
変態漫画を描き続けていましたが、
現在はもう漫画家としての活動もされていないようで
コミック未収録の作品も日の目を見ることは中々に難しそうですが
コアなファンは未だに健在で、mixiなんかをみても
岡田あーみんのコミュニティはかなりの賑わいを見せています。
以下、代表作3作の感想。
お父さんは心配症 1
著者名:岡田あーみん(著)
出版社:集英社
出版年:1997.08
ISBN :9784086173070
いわずと知れた1番有名なギャグまんが。
まずりぼんに掲載漫画なのに主人公が中年親父っていうのがなんかもう。
とにかく変態的に心配性なお父さん/光太郎が、娘の典子とその彼氏の北野くんを巻き込んで
行く先々で騒動を起こして最終的には再婚をして最後はなんだか感動的に締めくくられる漫画。
なんか説明もテキトウ(笑)
ギャグまんがなのでストーリーは特に重視してません。
もうね。やりたい放題。
失禁・流血・垂涎、、普通の漫画の常識外なことのオンパレードです。
暴力的でブラックな表現のギャグもあり、小学生の頃は意味が良く分からなかったネタもありますが
大人になった今でも楽しめる、危ない作品です。
あまりにも危ないネタの場合は編集長自ら出張って止めてくれます。
『危・止・禁!!』
もう何回読み返したことか…
こいつら100%伝説 1
著者名:岡田あーみん(著)
出版社:集英社
出版年:1990.07
ISBN :9784088535302
3作の中では一番知名度は低いですが、実は一番この作品がすき。
戦国時代を舞台にした、命を狙われているお姫様/姫子とその姫子を匿う忍術道場の先生と
3人の見習い忍者/極丸(きわまる)・満丸(まんまる)・危脳丸(あぶのうまる)の3人の
なんかもう良く分からない姫の争奪戦みたいな。
ギャグまんがにまじめなストーリーの説明なんてできません。
危脳丸が一番危ないやつかと思いきや、極丸が最強キャラでした。
無表情でとてつもないことをやらかしてくれたり、最終的に一番美味しいところを持っていく。
ああ、姫子になりたかった。
mixiのコミュニティには『鋤です極丸さん』とかいう極丸が理想の男性だ、というコミュニティまであったりする。
素敵。
『はーはっはっは、お笑いさっ とんだ茶番劇さっ
スケコマシ人生に賭けたボクの青春は
このフラメンコの奏でる音と共にはじけていくのさ
ききたまえっ 君よ!!』
台詞がとんでもなくて大好きです。
一度は読んでもらいたい。
ルナティック雑技団 1
著者名:岡田あーみん(著)
出版社:集英社
出版年:1994.03
ISBN :9784088537214
いきなり絵柄や作風が少女マンガチックになりましたが、中身は対して変わりません。
初めて女の子は主人公ですが、、、主人公の女の子も中々にキレテます。
孤高の貴公子天湖森夜と、とある事情でその家にホームステイすることになった
彼にあこがれる星野夢実とその周辺人物(主に彼のお母さん/ゆり子)がおりなすドタバタのラブコメ。
ゆり子はあるいみではお父さんは心配性の光太郎以上の濃いキャラかも知れない。
『こんな虚飾(うそっぱち)の世界
ふたりでひっかきまわして逃げちゃおうぜ!!』
『「あばよ」って!?』
大体前2作では1人くらいはまともな常識人がいるものなのに
(お父さん…では典子、こいつら…では姫子)
この作品ではそんな人、いたかな??主人公からしてあんな感じなので(笑)
いきなり作者の絵がちょっとうまくなっていて、何かあったのでしょうか?
この作品を最後に岡田あーみんは漫画を描くのをやめてしまいました。
小学生のころ、リボンオリジナルで読んだルナティックの番外編はいつコミックになるのか
本屋さんでワクワクしていたのを覚えています。
今でもその作品はコミック未収録なんで、、いつか未収録作品集がでてくれないかなと期待しています。
早すぎた天才。
岡田あーみんは永遠です!!笑



